待ちに待ったこの日がきて
朝から緊張気味のこの集落に
お昼頃から
三々五々と人が集まってきました。
先週の日曜日、高江小学校百周年記念式典。
この日の為に、みんなで難儀して頑張ってきました。
この土地に来て
この“難儀”に参加しながら
私たち夫婦は、本当に色々な事を学んできました。
そして、だんだんと高江という土地に愛着を持つようになったのでした。
特に工場長は、本当にたくさんある行事のひとつひとつ
準備、本番、片付けと、
数知れず参加してきました。
この地域では、めったに若い人が行事に参加していませんが、
彼は、ポリシーを持って行事に積極的に関わっています。
田舎で育った、暮らしている人は知っていると思いますが…
ユイマール(助け合い)という言葉には“しがらみ”がまるまる入っています。
ユイマールは、共同体(社会)として必要不可欠なことだし、哲学だと思います。
そして単純に、私たち夫婦がとても大切にしているコトです。
“みんなでする難儀”に参加して、私たちは成長し、まだまだ半ばで、
でも、心からのありがとう感じて暮らす事が出来るんです。
そんなことを確認した、小さな集落の努力の実った一日でした。